■コスプレしてみたくなったのっていつ頃なの?
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高橋
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んー。プレステにはまった頃かな。
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日向
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あー。私はねぇ。一番最初はラムちゃんでしょうか。小学生の時ね。
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■ほー。それじゃあ、ゲームとかアニメっていうそれぞれ違うところから入ってんだね。コスプレってぇと、アニメキャラっていうのが定番だと思ってたんだけど、どうなん?
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日向
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最初の頃はアニメ全盛期だったからそうだったんだけど、今はスト2とかFF7の影響もあるし、かなりゲーム系の方が多いと思う。
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高橋
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まーゆーても最近のオタク界のことはわからないんですけど、コスプレに限らずゲーム界は元気だと思います。実際私がちょっとしてみたいのはゲームキャラですよ。
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日向
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あっそれ私も同じ。最近のゲームはコスプレしてくれといわんばかりにかわいい衣装が多いんよ。だから私もつい・・・。やっぱりかわいいっていう要素はコスプレしたいと思うのに重要な要素やね。
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高橋
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でも、コスプレしたいと思っている人には2タイプあるんですよね。ワシらみたいに単にカワイーからしたいっていうのと、「私、綾波レイよ」みたいなキャラ感情移入型。
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日向
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ブリックイメージを作っているというかね。コスプレに興味のない人達からすれば、コスプレする人々はみんなそういう人たちなんだって思ってしまうんだよねぇ。
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高橋
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もーっ悲しいことにねっ同感です。
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日向
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本当にね。こんなイメージがあるがために私たちまでね、そういう風に見られちゃって。オタクじゃないのに・・・(一同炎上爆笑)
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■・・・えーっと、あのー、ま、それはさておき、コスプレする場合にこだわりとかってあるの?
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日向
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まぁお金と人生はかけない。これは絶対っしょ。高橋さんどう?
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高橋
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そうですねぇ、人生はかけたくないなぁ。ホンモノの人とはそこが違う。ってゆーか、一応これ押さえときたいんですけど、私はしたことがないですよ、コスプレ。
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日向
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えっ?そうなの?私、昨日しましたよ。家で・・・。
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高橋+■ え"ーっ?(絶句)
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日向
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何が?家にあるプリーツスカートにシャツにリボンとベストで女子高生。なかなかいけてたよ。ルーズソックスはなかったけど・・・
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■んー、女子高生ね・・・。あんたいくつだよっっ
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高橋
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でも、ルーズソックスはちょっとした夢だよ。そっか、それがコスプレってゆーなら、私も似たようなことするな・・・。意味もなくスーツ着て街をウロツクっちゅーのもそうなんでしょうね。
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日向
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私、出歩かない。
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高橋
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えーっちょっと待って。
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■(全く無視)コスプレするからには人に見せたいっていう気持ちあるんでしょう?コスパデビューはいつ?・・・ククク
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日向
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何故笑う・・・。私はいまんとこ家で一人で自己満足。でも、やっぱり誰かに見せたいっていう気持ちもある。こんなんになったって自慢したいというか・・・。
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高橋
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もし仮にコスプレする機会がこの先あるとしても、私は自分のことを知ってる人には絶対見られたくないです。
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日向
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それはね、確かに。何か知ってる人に見られたら・・・立ち直れないかも。
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■知らない人ならいいと。それって、何か後ろめたいことでもあるんでしょうかぁ?
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高橋
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何かよくわかんないけど、不思議と後ろめたいですねぇ。
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日向
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それってやっぱり前にも出た通り、イメージの悪さかも。なんかね、私の一面しか見たことのない人が私のコスプレ姿を見て、まず何て思うか。やっぱり大部分の人が、オタクだとか・・・いろんな悪いイメージを持つと思うんですよ。これがコワイ(しみじみ)。
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高橋
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これはコスプレに限らないんだけど、人は状況とか相手によって見せる面がいろいろ違うじゃないですか。そんで、その相手に適さない自分を見せてしまって引かれたりすると、しまったーとか思いません?要はそれなんですよね。コスプレはその確率が非常に高い、と。
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■ほぉーう(納得)。それなりの覚悟がいるわけね。
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日向
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そうやね。まぁ、ほかの人たちはわかんないけど、TVに顔だしている人とかもいるしね。
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高橋
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そういう人たちは人生かけてて、ある意味スゴイと思いますね。
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■じゃあ、そういうリスクがあってもコスプレしたいって思わせるものは何なんだろうね?
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日向
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息抜きって言うか、こう普段と違う自分になりたいっていう願望が誰しもあると思うんだけど。その手段としてコスプレがあったという。
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高橋
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そうそう。気分転換に普段と違う世界を持ちたいんですよ。それには、違う自分になるっていうのが手っ取り早いんではないかと。多分。
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■あぁ、そういう気持ちはみんな持ってると思うねぇ。それでも、コスプレってのはアニメだろーがゲームだろーが「キャラクターありき」のものが好きで、キャラクターに思い入れがないとできないと思うんだけど、そのへんはどう?
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高橋
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キャラクターへの思い入れが全くないとは言えないですね。ただそれが先か後かっていうのもあると思う。キャラが好きだからその格好がしたいっていうのと、コスプレしたいからイイ感じのキャラを探すってゆーの、ですか?
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日向
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そう?私はわりとあるんだけど・・・。気に入ったゲームのキャラのコスプレしたいなぁとか思うし・・・。あ、でも誤解しないでね。オタクじゃないからっ!
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■またかいっ!
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高橋
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・・・あのー、私も違うんですけど。
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■あんたもかいっ!
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日向
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でもね、そのキャラになりきってしまうわけではないんよ。形だけ真似るっていうのが楽しいのであって、自分の性格を好きなキャラクターに近づけていくようなのとは違うねん。
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■ほぅ。素の自分との違いを見てほくそ笑むって感じ?
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高橋
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(苦笑)・・・まぁ、私たちに関してはそういうカンジですかね。変身願望っていうやつの一種です。そう括ってしまうと、コスプレってそんなにヤバいとは思えないんですけどね。どうですか?
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日向
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そうやねぇ。そう括ってしまえば確かにアムラーもシノラーも一緒でしょ。やってることは。
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■考えてみりゃそーだよなぁ。単に選ぶ素材が違っただけのことなんだもんねぇ。世間の不当な扱いの数々・・・同情するよ(哀)
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日向
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何?(怒)同情ってどういうこと?
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高橋
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・・・。
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■つまりね、イバラの道の先に花園があるという・・・。がんばれってコトだよ。
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日向
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(無視)この先、モード系、ストリート系みたいに、コスプレ系って言われるようになればいいのにっ(本気)
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高橋
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コ、コスプレ系・・・。・・・なるほどね・・・。
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日向
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っていうか、偏見を持ってくれるなという事。
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高橋
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ふむふむ。でも、多少なりともコスプレしてみたい私たち自身が、コスプレに対して偏見を持ってるっていうのは問題ですね。同族嫌悪ってゆーか。
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日向
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だから、好きなことは胸はってしよう!
・・・と。
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■そういう気持ちは持っとかないとね、人として。好きなもんが見つかったっていうのは儲けモンだよ(超本気)。
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高橋
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イイこと言いますねぇ。確かに好きっていうキモチは大切にしないとね。胸はってコスプレか・・・。
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日向
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じゃあ、手始めにみんなでメイド服でも
・・・(微笑)
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■ヤだっつぅのっ(必死)。
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